年次有給休暇の管理について
- srtsurumaki
- 5月22日
- 読了時間: 2分
最近、企業様へ訪問を行う中で「年次有給休暇(いわゆる有休)の管理」について悩んでいらっしゃるという声を聞くことがあります。
2019年4月からの働き方改革関連法に基づき、有休を10日以上付与される従業員には年5日取得させなければならず、それに伴い年次有給休暇管理表を作成・管理することが使用者の義務となりました。
会社として毎月継続して管理が出来ればいいのですが、忙しさや担当者の変更などでついつい疎かになり、従業員からの「私の有休ってあと何日分あるんですか?」の問いにはっきり答えられない…というようなことがあるようです。
私は今でこそ、社会保険労務士として企業様の労務管理のお手伝いをしておりますが、20代半ば頃までは有休というものをよくわかっていませんでした。
というのも、当時は先輩社員も含めて「有休を使う」ということもはばかられるという社内環境、というか時代だったのかと思われます。
初めて有休を取得したのは30歳前くらいかと思いますが、そのときは「こんな権利があったのか!」なんて感動したものです(ちょっとオーバー?笑)。経営者様の中にも、会社員時代にほとんど有休を使ったことのないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし時代が変わり、若い従業員もより積極的に有休を取得するようになりました。
有休をいつ取得したか、次回の付与日数は何日なのか、2年間で失効するのは何日分なのか・・・など把握し管理することが会社側に求められます。
年次有給休暇のルールにはわかりにくいところも多く、経営者が間違った認識(「パート従業員には有休を与えなくてよい」など)をされているというケースを耳にします。
当事務所では、「会社全体の一覧表」と「個人別の管理表」を用意して、従業員の年次有給休暇管理のサポートを行なっております。(これまでは顧問契約締結の企業様のみのサポートでしたが、スポット契約も新たに始めました!)
有休に関する相談対応はもちろん、毎月の管理表の更新・送付も致します。「時間単位での有休付与」を採用されている企業様にも対応しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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