工場での現場作業の思い出
- srtsurumaki
- 2023年11月20日
- 読了時間: 2分
連日酷暑が続き、いつになったら暑さも和らぐのか・・・と嘆いていた日々もどこへやら。
特に朝晩の冷え込みが厳しくなりましたね。
夏の暑さが影響して、今年は紅葉の色づきも少なめ、と聞いております。
「秋らしさ」を感じる暇もなく、冬の足音が近づいているのでしょうか!?
さて、話は変わりますが「事務所代表の紹介ページ」でも書いております通り、私は社会保険労務士試験に合格した後、いずれは社労士事務所を開業する前提で、全くの未経験である工場作業員に転職しました。
我々社労士が密接に関わる「労働基準法」の前身が、大正時代に施行された「工場法」であり、いわば工場勤務をイメージとして作られた法律と言われております。
より労働基準法を理解し、より効果的なアドバイスを行なえるように「現場感覚をしっかり身につけたい」というのがこの転職に踏み切った理由です(モノづくりを経験したいという気持ちもありました)。
少しそのときのことを思い出しながら書こうと思います。
約5年半の間、自動車関連工場で二交代勤務を行なったわけですが、主に「製品の運搬」と「目視による検査」の業務に従事しました(その他にも廃材を使って職場用のラックや収納を手作りしたり、機械のメンテナンスをしたり)。
夏はとにかく汗びっしょり、逆に冬は寒さに震えていたことや、1日の歩数が多すぎて(最高で約56,000歩)足の裏にマメができる、などのしんどい思い出もありましたが、重要なモノづくりの工程で何かしら貢献できることは有意義と感じていました。
職場にもいろんな同僚がいて、数々の強烈エピソードや名(迷)言を残してくれました!内容はここではとても書けません(笑)。
当初は「1年持つかな?」なんて思ったりもしましたが、そんな個性豊かな仲間たちと助け合いながら、なんだかんだ楽しい日々を送ってましたね。今も当時の仲間とは飲みに行ったり旅行に行ったりする仲です。
今はその経験を活かし、製造業の企業様とのお付き合いが中心となっております。
職場や従業員さんに関するお悩みを聞きながら、「あのときも似たようなことがあったな」と思い返しながらアドバイスすることも多いです。
そういった製造業現場経験のある社労士は少数と思います(少なくとも私は他に聞いたことがありません)ので、持ち味を活かしたサービス提供に努めてまいる所存です!色濃い5年半でした。
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