富山について①
- srtsurumaki
- 2022年1月14日
- 読了時間: 2分
私は富山県出身なのですが、前々回はコロナ、今回は豪雪の影響で2年連続年末年始に帰省できず、という状況です。冬は寒ブリやカニなど美味しいものが揃う時期だけに「来年こそは」と願っております。
さて、営業活動を行う中で富山県出身であることを伝えると、「富山って何が有名なの?」「東北地方だっけ?」とマイナー県であることをバリバリ実感させられることが多いです笑。ということで、少しでも富山を知っていただくために、不定期で富山に関する情報を投稿しようと思います。
初回は『不思議な富山弁について』。
富山弁はなかなか独特であり、聞き馴染みがない方が多いと思います。きっと富山の少年少女たちは県外への進学や就職を機に富山弁を封印しちゃうんでしょうね(苦笑)。
今回は県外の方が特に「えっ!?」となると思われる富山弁を、会話調で3つ紹介します。
①『きのどくな』
Aさん「先週○○に行ってきたからお土産買ってきたよ~」
Bさん「あれー、きのどくな~」
一般的に「ありがとう」の意味で使用します。「私のためにそんな出費や手間をかけて可哀そう、申し訳ない」という超控えめな姿勢から、今の感謝の意に繋がったという説を聞いたことがあります。
②『~(や)ちゃ』
Cさん「コーヒーとお茶、どちらがお好みですか?」
Dさん「コーヒーやちゃ」
Cさん「(コーヒー?それとも両方・・・?)」
語尾に用いる、「です」「ます」の富山弁フランクバージョン。ラムちゃんみたいですね。比較的若い方も多用する印象です。その他、疑問文の語尾には『~が?』や『~け?』などが使われます。富山に移住してきた県外出身者が積極的に使いたがるのですが、シンプルなようでなかなか難しい。
③『つかえん』
Eさん「F社長、当社製品の使用感はいかがでしょうか?」
Fさん「ああ、つかえんちゃ」
「つかえん」=「差支えない、問題ない」の意味です。ちなみに「使えない」場合も「つかえん」と言うことが多いので紛らわしいですね。前後のニュアンスや語調でどちらかの意味かを判断しなくてはなりません。
どうでしょうか?今後また、色々な情報を思いつき次第投稿したいと思います。
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