ボート部の思い出③
- srtsurumaki
- 2024年8月21日
- 読了時間: 2分
暑い、暑すぎる・・・!うだるような猛暑が続いています。
こまめな水分補給・塩分補給やエアコン等の活用で、なんとかこの暑さを無事に乗り切りたいものです。
私の学生時代はこれほどまで暑くはなかったとは思いますが、当時は夏といえば毎日ボート部の練習に明け暮れていました。日陰も無い中で真っ黒になりながらひたすらに漕いで漕いでの日々。自分でも信じられません(汗)。
ということで、前回の続きを書こうと思います。
高校1年時は部で最弱だった私も、後輩ができてから自信や自覚が芽生え、少しずつですが選手として成長を自覚できるようになりました。「心技体」と言いますが、やはり心の強さ、精神力というのはパフォーマンスを発揮するための重要な要素であると実感。
また、情熱を持って競技に取り組むことで自らの長所・短所に真剣に向き合うことができ、苦手分野の練習にも積極的にトライすることができたと思います。
冬の厳しい練習を乗り越え、部内レギュラー争いでも順調に勝ち上がることができるようになった私は、3年春にようやく念願の「舵手付きフォア」(漕ぎ手4人と舵取り1人のボート。部内では一番の花形種目)のメンバーに選ばれました。
不安と期待が入り混じる中、チームは県予選、北信越予選と立て続けに優勝!勝ち負けがすべてではないと言いたいですが、やっぱり勝つって嬉しい(笑)。優勝なんて響きは、幼稚園の時に私の植えたさつまいもが一番大きく育ち、先生から「しんじ君、優勝」と言われたとき以来です(苦笑)。
その後は夏に開催されるインターハイ、国体という全国大会に挑むわけですが、残念ながら惜敗。全国の壁は厚かった・・・。
しかしそれまで感動に乏しい日々を送っていた私は、この年に味わった「勝利」と「敗北」に大きく心を揺さぶられてしまい、大学進学後もボートを続けることになってしまうのであります。
夏がくれば思い出す、私なりにひとつのことに打ち込んだ、暑い熱い夏の記憶です。
ちなみに件のさつまいもは、天婦羅でいただきました。
当時日記に「おかあさんがさつまいものてんぷらを32まいつくってくれました」と書いたのを覚えています。
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