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「顧問契約」について思うこと

更新日:2024年4月23日

桜の花も散り、新緑の季節に移り行く時期。日課のウォーキングも大変心地よい気候となりました。

新年度ということで、新入生や新社会人と思われる姿も多く見られます。そんな街の景色の変化を楽しみながら、日々前向きに歩んでいきたいと思います。


さて私は既存のお客様先へ訪問した際、時間があれば周辺の企業様へ挨拶訪問を行なうことがあるのですが、ある会社へ伺った際このような会話がありました。

私「今は社会保険労務士とお付き合いはございますか?」

経営者「あー、既に他の社労士と契約してるよ。ほぼ1年くらい連絡ないけどね」

話を聞くと、経営者仲間から紹介されたベテラン社労士と契約しているそうですが、ほとんど顔を見ることが無く、数少ない連絡も「より手厚い(料金の高い)契約プランに変更しませんか?」との内容。正直驚きました。

もちろん双方の関係性もありますし、経営者の方が不満を感じていなければ何も言いません。「士業との顧問契約は保険みたいなもの」と、実際に何かトラブルが起きたときに会社を守ってもらう、と考えていらっしゃるようでした。


私としては「顧問契約」を締結するからには、こまめな連絡や訪問を通して経営者の考えや会社の実情を把握し、トラブル発生を未然に防ぐようアドバイスを行なうべきと考えています。これまでも顔を合わせてこそ、潜在的な悩みを打ち明けていただけるという経験が多々ありました。

労務管理で確認すべき点は意外と多く存在しますし、知らない間にルールが変わっていたということもありますので、注意しなければいけませんね。


今はどの業界でも「昔からの当たり前」が見直され、時代に合わせたスタイルに適合していくことが求められています。

学生時代に学んだ「現状に甘んじることなく、常に改正を意識する」ことに努め、企業様のサポートを行なっていきたいと思う所存です。


(当事務所が現在いただいているご契約の大半は、他の社労士から変更していただいたものです)

 
 
 

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